Diantha dress
ボタニカル柄を大胆なブラシストロークで塗りつぶしたオリジナルグラフィックのデザインドレス。
今シーズンのテーマ『Surreal Elegance』の着想源となった五木田智央の作品に見られる ”塗りつぶす技巧” から着想されたグラフィックは、本来あるべきものを塗りつぶすことで、崩されたバランスの中にも新しい表情と美しさを見出すことができるのではないかというアプローチから導き出されました。
アトリエで描かれたボタニカル柄をアブストラクトにブラシで塗りつぶすことで、他にない迫力とモダンなエレガンスを演出しています。
通常ではシェイプさせない肩まわりにあえてテンションを付け、袖に新しいプロポーションを加えました。
素材はストール等に用いられる繊細で柔らかな風合いのウールを使用しており、ボリュームのあるシルエットでありながら軽やかな動きをみせる一着となっています。
衿元のカッティングや独特のリズムで配置されたボタンが全体をシャープに引き締めるアクセントとなっており、女性的な佇まいの中に漂う力強い個性が成熟した大人のスタイルへと導きます。